2011年5月6日金曜日

【3日目5/1】石巻ボランティア ~一歩の積み重ね。そして、協力することの強さ~

最終日

当初は活動できない日に、機会を与えてくれた
・EARTHDAY JAPANさん、
・命神社さん
・Kさんご家族、
ありがとうございます。

精一杯活動して、微力ながら力になれれば幸いです。


●本日の活動

今日は昨日の続き。
主に近隣のご家族のお手伝いが中心でした。

僕はKさんご家族のおうちをお手伝い。
台所のシステムキッチンを分解して運び出したり、
奥の部屋の棚や机を全部出したり、
庭に流れ込んでいる畳や、木材を搬出したり。

10人くらいで1軒をお手伝いしましたが、
終わらない延々作業。

●男子は力作業。
大型テレビ、大型冷蔵庫、システムキッチンを4人がかりで運び出す。


●女子は泥出し

角スコップで床にある泥(もはや砂状)をザルや入れ物に入れて運び出す。

入り口は窓。玄関は瓦礫で埋まっている。
捨てる場所は道路に面した庭部分。
すでにここには道路を通行するためによせられた瓦礫が、人の高さよりも積もっている。


●必要な服や食器を給水車まで持っていく。
・衣装ケースは服も食器も入れられるので優先的に洗いました。




その瓦礫の上まで上がって、家の中から運び出したものをさらに積み重ねていく。




このゴミはどこに行くんだろう。
このゴミはいつ処分されるんだろう。


噂では可燃ごみだけで30年分。
すべての廃棄物をあわせると100年分になるらしい。



処理場はすでにパンク状態で、一時的な廃棄物置き場においておく。



トラックが足りない、ショベルカーが足りない。

渋滞でトラックが往復するのに2時間かかるらしい(GW)

 ボランティアもなるべく少ない車両数で。
これは僕が経費がかかってもバスにしたかった理由。


僕らができたことは、震災からすれば微々たるものだけど、いくつかのご家族の力にはなれた。
5/5の神社のお祭りに向けて少しは役に立てた。


限られた時間の中では大満足の活動ができたけど、

まだまだやることは残っている。


もっと秋田から行こうよ。

片道700kmの団体が石巻に拠点張って仕事の合間をぬってがんばっているのに、
往復600kmの秋田からの支援が少なすぎる。

自治体や公務員さんは計画的な支援と、自衛に向けて動いてる。





もっと市民が立ち上がらないといけない。

言い訳や、理屈はいいから、
被災地に行ってみること。
GWが終わろうとして、あんなに活気のあった石巻VCも、
ずいぶん人気がなくなったそうです。


今なら少人数で車でも問題ありません。
夜に出て朝に着き、夕方に帰るような日帰りでもいいから
行く機会をもつべきです。



それだけで、日常が素晴らしいものになるし、
自分は一人で生きているわけじゃないことを感じられるし、
自分の人生について考える機会になる。


現地に行って
「秋田からなんて珍しい」
と歓迎されましたが、僕は胸が苦しかった。

他の地域より、圧倒的に秋田からの人的支援が少ない。

自分で計画して行きたい方はご相談ください。
少ない経験とノウハウをご紹介します
メールはコチラ


別の記事で詳しく書きますが、
給水車とパシャリ みんなしょしがりだから顔はNG(笑)
石巻でのコネクションがあります。
家についた時のうちの車。なんて縁起のいいことか!


僕は、5/8(日)、秋田パドラーズさんの気仙沼へのボランティアへ同行してきます。


すべては被災地のために!

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